オリジナル度をUPできる「全面写真表紙」フォトブック<表紙の全面を写真に>
フォトブック作りが身近になり、用途が増えるにつれて既存の表紙デザインでは飽き足らず、「表紙一面に写真を入れたい」「オリジナルの表紙を作りたい」そんな声がTOLOTに寄せられてきました。
そしていよいよ、この願いが叶います!
表紙の全面を写真にできる「全面写真表紙」を導入しました。
どのようにどんな場面に使えるのか、どんな人に向いているのか。オリジナル度をUPできる「全面写真表紙」について紹介します。
目次
利用者の要望を実現!自由度の高いオリジナルの全面写真表紙
写真が入る表紙はTOLOTでも人気のデザインです。しかし、写真の入るエリアやデザインを固定しているので、意図した写真を入れづらい制限があります。
このため、下記の要望が届いていました。
- 表紙一面に写真を入れたい。
- タイトルとサブタイトルのフォントを変えたい。
- 自分好みのオリジナルの表紙を作りたい。
これを実現したのが、自由度の高い「全面写真表紙」です。
表紙・裏表紙を1枚の写真で!大迫力の写真表紙で広がる表現力
TOLOTの全面写真表紙は、表紙から裏表紙まで覆うように1枚の写真が入ります。2021年6月3日から1週間、Twitterで実施したアンケートでも「表紙から裏表紙の全体にかかった全面写真表紙」が人気でした。
— TOLOT (トロット) (@tolot_com) June 3, 2021
作る人や想定される利用シーンは?全面写真表紙のフォトブック
写真のインパクトが大きい全面写真表紙は、どのような人、どのようなフォトブックに向いているのでしょうか。
まず、DTP(Desktop publishing)の知識は必要ありません。表紙に使う画像は一般的なJPEG形式のため、画像アプリをある程度使えればOKです。
気軽に作りたいクリエイターや企業の簡単な商品カタログなどのプロユースも、趣味でコミケやフリマで販売する用途にも、またオリジナルにあふれた気に利いたプレゼントにも効果的です。
【こんな方へ・こんな用途で(一例)】
- 自由に表紙を作りたい(自作の表紙デザインが使いたい)
- 販売したい、作品として残したい
- ポートフォリオ
- 企業カタログ
- 写真集
- イラスト集
- 絵本 etc.
専門知識は不要!全面写真表紙を使うために必要なもの
実際に作る際、最低限必要なものは、- 全面写真表紙用のJPEG画像を作る程度の知識
- 表紙画像作成のための加工・編集ソフトまたはアプリ
- 全面写真表紙用の追加料金(+100円)
大きな写真を1枚入れるだけなら、推奨画像サイズに合ったものがあれば、それだけで全面写真表紙が作れます。その画像にタイトルを入れたり、数枚の写真を合わせたりなどの加工を施したい場合は、他の画像編集アプリであらかじめ表紙に使う画像を用意する必要があります。
また、この全面写真表紙の機能を使うときは、フォトブックのどのサイズでもオプション料金として一律100円(税込み)かかります。
このオプション料金込みでも、全面写真表紙のフォトブックが1冊600円または1,100円。この価格帯、しかもスマホで簡単に作れるサービスは他にはありません(2021年6月末現在)。幅広い層に使ってほしいから、安価に設定しました。
【準備編A】表紙に入れる画像の用意:オリジナルの画像を作る
実際の作り方を解説します。TOLOTアプリでフォトブックを作成する前に、表紙に使う画像を1枚用意します。
全面写真表紙は、スマホアプリのみの機能です。
用意した画像のサイズに合わせて、表紙エリアに右寄せで自動配置されます。また、表紙にタイトル、サブタイトルは入りませんので、必要であれば自ら入れた状態の画像を用意してください。
推奨画像サイズは下記のとおりです。
■推奨画像サイズ
画素数:- A6サイズ・64ページ:横3487ピクセル×縦2425ピクセル
- B6サイズ・24ページ:横4167ピクセル×縦2960ピクセル
- B6サイズ・64ページ:横4211ピクセル×縦2960ピクセル
解像度:72dpi
カラーモード:RGB
※上下左右に3mm(約47ピクセル)ずつの裁ち落とされるドブ部分を含みます。
表紙に入れる画像について、タイトル文字の推奨フォントサイズを含め、より詳しい情報を下記に掲載しています。また、PSDファイル形式のテンプレートも用意していますので、ご利用ください。
▼【準備編】全面写真表紙フォトブックの作り方<表紙用の画像の用意>
https://blog.tolot.com/2022/02/photocover-preparation.html
【準備編B】表紙に入れる画像の用意:撮影した写真をそのまま使う
全面写真表紙用のオリジナルの画像を作らなくても、スマホやデジカメで撮った写真ももちろんそのまま使えます。ただし、写真の比率によってトリミング(切り抜き)されたり、全面写真表紙には適さなかったりするため、下記の見え方を参考にしてください。表紙にタイトル、サブタイトルは入りませんので、必要であれば写真に文字を入れるアプリを使って加工してください。
■写真比率で異なる表紙の見え方
●比率3:2の横長写真(オススメ)
35mmフィルムカメラやデジタル一眼レフなどに多い比率。スマホでも設定すると撮影できるものもあります。●比率1:1の正方形写真
Instagramで多く使われているサイズ。スマホで設定して撮影できます。●比率4:3の縦長写真
iPhoneのカメラでは初期設定の比率。コンパクトなデジタルカメラでも採用。Android端末でも設定して撮影できます。※写真は右寄せに配置されるため、縦長の細長い写真は白い部分が多くなる点をご了承ください。縦横の比率が4:3の写真が比較的キレイに収まります。
※表紙に写真を配置した際に、アプリ上で写真編集機能が使えます。写真の位置調整、拡大・縮小、切り抜きができます。
このほかの比率や写真の構図について、さらに詳しい情報を下記に掲載しています。ぜひ参考にしてください。
▼【準備編】全面写真表紙フォトブックの作り方<表紙用の画像の用意>
https://blog.tolot.com/2022/02/photocover-preparation.html
【作成編】操作は簡単!スマホアプリで表紙選択
※全面写真表紙はスマホアプリ限定です。■表紙の選択方法<本棚画面>
- 「新規作成」を押します。
- 「表紙から選ぶ」を押します。
- 「写真入り」を押します。
- 「全面写真表紙」を選んで、「作る」を押します。
■表紙の選択方法<編集中の画面>
- 編集画面の一番上にある「表紙・裏表紙」を押します。
- 「表紙・裏表紙」画面で、「表紙選択」を押します。
- 表紙選択画面で「写真入り」を押します。
- 「全面写真表紙」を選んで、画面下の「作る」を押します。
フォトブックを作った後のプレビューで、表紙の画面に「表紙全体を見る」ボタンがあります。このボタンを押して表紙全体を確認してください。
作り方の詳細は下記をご覧ください。
▼【作成編】全面写真表紙フォトブックの作り方<アプリの操作手順>
https://blog.tolot.com/2022/02/photocover-creation.html
全面写真表紙のフォトブックを作るときの注意点
オリジナルの表紙が作れるぶん、気をつけてほしい点がいくつかあります。■注意点
- タイトル(表紙・背表紙)とサブタイトル(表紙)を画像内に自分で入れる必要があります。
- 注文後は一切修正できません。
- 表紙に入れた画像のサイズが推奨サイズと異なると白い背景が入ります。
- パノラマ画像を表紙に使うと全体を覆うように入り、入りきらない箇所は自動で削除されます。
- 表紙と裏表紙に別々の写真を入れられません。1枚の画像に加工してください。
全面写真表紙を使えば、オリジナル度がアップしてさらに愛着が湧くフォトブックが作れます。配布や販売にも好都合!今まで以上にフォトブック作りをお楽しみください。