いつでも始められる!もしものときに役立つ「写真入りエンディングノート」の作り方
「エンディングノート」をご存じですか。エンディングノートは、名前・生年月日などの基本情報から、離れて暮らす家族・親戚の連絡先、加入している保険・年金、介護や葬儀の希望まで、さまざまな情報を書き留めるノートです。終活のためのものと思われがちですが、年齢問わず日常生活に役立つ情報をまとめられるため、いつからでも始められます。
エンディングノートについて、書き留めたい情報要素や作り方を説明します。
あなたの「もしも」のときに家族・大切な人をサポートする「エンディングノート」
エンディングノートは本来、終活の中で自分の死後や終末期を見据えてあらゆる「情報」を書き残すために用意するものです。加入している保険・年金、介護や葬儀の希望など家族や大切な人に伝えたいことを書き留めておきます。
今では終活に限らず、自分のこれまでの人生を振り返り、「もしも」の時に備えて1箇所にまとめておく情報管理ツールとしての側面も注目されています。
たとえば、公共料金の引き落とし情報や怪我・入院時に連絡したい加入保険の情報などは日常生活に役立つほか、エンディングノートを作っておけば万一の事態が起きたときに判断に悩む家族をサポートします。
なお、エンディングノートは法的効力がないため、自由な形式で記入できます。しかし、大切な情報が書かれるため、保管場所には十分に注意しましょう。
財産分与のような相続に関する希望があれば必要に応じて遺言書を作成してください。
終活のためだけじゃない!エンディングノートを作るメリット
エンディングノートには情報の整理のほか、家族・大切な人をサポートする役割も果たします。
主なメリットは次の通りです。
■エンディングノートを作るメリット
- 終活のためにやるべき優先順位や希望をまとめられる
- ノートに書き示すことで情報を整理できる
- 残された家族のすべきことや判断材料が明確化できる
- 個別に管理していた情報を一元管理できる
- 明示化で改めて自分の生活を振り返ることができる
終活の視点では、家族や大切な人が判断に迷う可能性が高い将来の介護・医療、終末期の暮らし、葬儀の規模やお墓についての希望をエンディングノートを通して伝えられます。万が一の事故や「もしも」の出来事で、突然家族と意思疎通ができなくなる可能性も想定して、ご年配の方だけでなく誰しも元気なうちに書き留めておくのが正解です。
また、加入している保険・年金や銀行口座、公共料金などの支払いもまとめておくと、日常生活にも役立ちます。これを手に取れば身の回りの情報が網羅されているから、家族や大切な人に容易に伝えられます。「この1冊があれば大丈夫」を目指しましょう。
エンディングノートであらゆる情報をまとめて管理
それでは、エンディングノートに書く内容を具体的に挙げていきます。
■エンディングノートの構成・内容
●基本情報
生年月日、本籍地、血液型住所、電話番号の履歴、職場・学校
身分証明書(運転免許証番号、健康保険証番号、パスポート、マイナンバー)
●金融機関関連
クレジットカード、預貯金、口座の自動引き落とし、借入金・ローン●財産・資産
預貯金、不動産、有価証券、その他の資産(貴金属・宝飾品、ゴルフ会員権など)●身の回り、インフラ、ネットワークサービス
電気、ガス、水道、電話、通信回線SNSのアカウント、ECショップのID、サブスクリプションサービス
※昨今はSNSや各種オンラインサービスなどのアカウントを持っている人が多いので、それらも書き起こします。ただし、紛失を考慮し、不正利用を防ぐためにパスワードは記入はしないこと!
●保険・年金
生命保険、損害保険、年金●家族・親族
家族、親族、形見分けリスト●交友関係
大切な友人・知人、冠婚葬祭・お付き合い(お中元・お歳暮)履歴、誕生日リスト●ペット
ペットの特徴、好き嫌い、病歴、かかりつけ医、保険加入の有無●医療・介護
健康状態(病院)、健康状態(薬・病歴)、保険、介護の希望、告知・終末医療の希望、臓器提供について●葬儀・お墓
葬儀、お墓、遺影に使う写真、遺言書の管理、連絡してほしい人(交友関係・仕事関係)、大切な人へのメッセージ●メモ、自分へのメッセージ
このほか、自分が叶えたい夢や行きたい場所などもリスト化すると、1つずつクリアしていくための指標にもなります。「書くこと」で頭の中が整理され、こうありたいと願う未来を具現化しやすくなります。TOLOTアプリで写真入りエンディングノートを簡単作成
フォトブック印刷・製本サービスの「TOLOT」は、スマホのアプリで簡単に写真入りエンディングノートが作れます。
前項で紹介したエンディングノートに書き留めたい項目があらかじめテンプレート化されてまとまっています。アプリでスマホ内のお気に入りの写真を最大20枚選べば、自動でページ内に配置するので、アプリでそのまま注文!商品が届いたら記入を開始します。
エンディングノートの構成ページは、以下でご確認ください。
▼「写真入りエンディングノート」テンプレートキットの構成
◎表紙:初期値から変更可
◎本文:写真20枚(20ページ)・情報記入欄42ページ
https://tolot.com/jp/photobook/kit/template/group/ending_note/
商品1冊あたりの価格は、
●A6サイズ・64ページ:500円
●B6サイズ・64ページ:1,000円
共に税込み・送料無料で、指定の住所にゆうメールでお届けします。
家族やペット、趣味や好きなものの写真など、心が安らぐお気に入りの写真を選んで入れると大切な1冊に仕上がります。遺影に使ってほしいご自身の写真も入れておくと、万が一のときにエンディングノートを受け取った家族を手助けします。