出不精の私が「Nゲージ」の写真で世界を旅した気分になった。
こんにちは。デザイナーのアヤノです。突然ですが、みなさんの趣味はなんですか?残念ながら私はとくにありません。趣味の写真でフォトブックを作る楽しみもみなさんに知っていただきたいのに…。
そんなことを考えていたら、久しぶりに帰省した実家で父が「もう整理しようかと思う…」と見せてくれたのがNゲージ。
小さいのに精巧にできていて、なんだかちょっと可愛い気も。せっかくなので走っているところも見てみたいし、これを機会にNゲージの世界に足を踏み入れてみました。
鉄道写真がプロっぽく撮れる3つのポイント
撮影してきた写真の数々、ご覧いただけましたか?今回ご協力いただいたのは、Nゲージのほか陸物、空物などさまざまな模型を取り揃えている昭和54年開業の老舗「スカイホビー」さん。スタッフの方に教えていただいた、撮影の際に気をつけたいポイントは3つ。
模型もリアルな鉄道でも同じとのことで
- 車体の斜め45度から、先頭車両から最後尾までが入るようにする
- 先頭車両をメインにパンタグラフが切れないように
- 輪留め、速度制限表など風景を上手に取り入れる
今にも鐘がゴ〜ン…と鳴りそうな線路脇のお寺 |
車両にもいろいろな種類が。こちらは貨車タイプが走っています |
優勝すごいですね。細かいところにも手が入っていて好きです |
今日は渋滞なし |
今はちょっと懐かしい感じの踏切。トラックもなんだか時代を感じます |
Nゲージとはミニチュアの大きな街を走る1/150の鉄道
鉄道模型を走行させるためのジオラマは通称レイアウトといい、Nゲージ(エヌゲージ)と呼ばれる縮尺約1/150の鉄道模型を走らせるためのセットです。こちらでは幅4500mm・奥行1800mm(家のドア5枚分くらい!)のものが2つ、幅1800mm・奥行1800mm(家のドア2枚分くらい)のレイアウトがあり、中にはさまざまな細工がしてあって、見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまいました。
Nゲージのためのジオラマの全景 |
もちろん、持ち込んだ車両も運転させてもらいました!車両のセットの仕方や操作方法はスタッフのみなさんがとても丁寧に教えてくれるので初心者でもすぐに運転手気分を味わえます。
鉄道好きの間で話題らしいサウンドボックス(KATO製)も設置してあり、走行音や汽笛、ブレーキ音、ドア開閉音などのリアルなサウンド効果もあってかなり盛り上がりました。
左:時間を(仕事を)忘れて運転に夢中なわたし…。 右:今回持ち込んだ東上線。お店でも地元を走る車両がやっぱり人気なんだとか |
KATO製サウンドボックス。サウンドギミックが運転操作と同期して本物の運転手気分を味わえます |
お店スタッフも作っていた鉄道旅日記
わたしもミニチュアの世界を旅した気分で作ってみた
結局半日以上お店に居座り続け(すみません)、600カット近い写真を撮っていました。フォトブック100冊分の収穫…で、早速作りました。たくさん撮ったので60ページあっという間に埋まりました。 第二弾、第三弾といくつかに分けて作ろうと思います。 |
ジオラマ制作をする際のポイントのひとつとして、好きな風景をロケハンして写真に撮ったものを参照すると、よりリアルになるのでは?とのことなので、Nゲージはリアルな旅をして、またジオラマの世界で旅ができる、旅の楽しみ方が増える素敵な趣味のようです。
スタッフによる旅ノート。お店でいつでも閲覧できて参考になります。 こんなリアルな旅のフォトブックも作りたい |
Nゲージの車両を5種類の中から選べる貸出し車両込みのプランなどもあって、初心者は手ぶらで行っても大丈夫。
またHOゲージのレイアウトもNゲージのものと同じく情景にこだわったものになっていて、マニアの方にもお勧めです。
丁寧に取材に応えてくださった 鉄道模型担当の太田さん(左)と店長の飯塚さん(右) 本当にありがとうございました! |
スカイホビー
- http://www.skyhobby.net/
- 営業時間:平日/朝10:30~夜8:00(土日祝のみ開店10:00)
- 定休日:毎週木曜日(祝日の場合は営業)
- 住所:埼玉県加須市川口1丁目2-6
- 電話番号:0480-76-3366
スカイホビーのほか
車両を持ち込み運転のできるお店一覧はこちら(アマチュア鉄道模型連絡会ホームページ)