スキャナを使ってデジタルにフォトグラムっぽいことで遊んでみよう!

先日、友人のホームパーティに招かれた際、直径90cmのパエリア鍋とそれ専用のガスバーナーに感動したスタッフのハンロです。(とてもアットホームな時間でした。楽しかった。)

さてさて、本題ですが前回の「長時間露光での撮影」に続いて、アナログ写真では昔からある手法のひとつである、フォトグラムっぽいことをスキャナを使って遊びたいと思います。

アナログなフォトグラム


アナログで行う際は、通常ダークルームの中で、印画紙の上に直接モノを置いた状態で感光させて写真をつくる技法です。

これはネガのイメージとカットアウトした紙やテクスチャのあるレースやヒモなどを配置して、イメージをかけ合わせたバージョン。

今回は、フォトグラム風な方法でスキャナを使ってデジタルにイメージ作りを楽しんでみたい思います。

デジタルなフォトグラム風イメージ

スキャナの光が感知し得る奥行きの小さいものがおすすめです。

一気に駆け抜けた今年の桜前線。
ちょうど舞って散っていた花や花びらを収集し、スキャナのガラス板の上へ。

潰さないようにフタは閉められないので、部屋の電気を消して試してみました。
適当な黒い箱があれば、それで覆ってスキャンすることも可能です。

画像編集ソフトで少し色や切り抜きの具合を調整します。 独特の浅い奥行き感がカメラで撮るのとはまた違った雰囲気を出してくれます。

季節を彩る1枚をアルバムに加えて


春にはこうした桜、夏には砂浜の貝がらなど、季節のアイテムをフォトグラムにして、アルバムの1枚に加えてはいかがでしょうか?
見頃が一瞬で終わってしまう桜も鮮やかなままメッセージを添えて。
最終更新日:
公開日: 2013/04/09