エコー写真をキレイに残す!色褪せ・消える前にすべきこと


赤ちゃんの成長記録と一緒に残しておきたい出産前のエコー写真(超音波写真)。病院でもらったエコー写真を大切に保管していますか。

エコー写真の多くは、長期保存に適さない感熱紙です。多少の退色(色褪せ)どころか、最悪は印刷が丸ごと消えてしまうこともあります。手遅れになる前にデータ化しておきましょう。エコー写真を簡単・キレイに残す方法をお教えします。

感熱紙のエコー写真は長期保存に不向き!退色する理由と対処法


妊婦検診の超音波検査で病院からもらえる「エコー写真」。おなかの中にいる赤ちゃんの成長がわかる大切な記念品ですね。先輩ママさんの大多数がエコー写真を保管している一方で、失敗談や悩みもチラホラ聞かれます。

「写真の色が薄くなってきた」経験は誰しもあるようです。
なぜなら、エコー写真の多くは感熱紙に印刷されているためです。感熱紙は、身近なところではレシートにも使われています。財布の中に入れていたら、知らないうちに文字が消えていた、なんて経験をした方も多いのでは?

感熱紙は安価で手軽に使えるものの、保管しづらいデメリットがあります。

■感熱紙のデメリット

  • 光(紫外線・太陽光)に弱い
  • 熱に弱い
  • 湿気に弱い
  • 水に弱い

紫外線や太陽光は変色や色褪せの原因になり、エコー写真がだんだん薄くなってきてしまいます。夏の車中のように暑い場所に放置すると、印刷面が真っ黒になって取り返しがつかなくなることも。また、水にも弱いので、濡れた手や汗ばんだ手で触っても悪影響を及ぼします。アルコールやネイルの除光液などもダメージを与えやすく、触るときは十分に注意しましょう。

感熱紙のエコー写真は長期保存に不向き!保存可能期間は?

では、実際にエコー写真の印字はどのくらいで消えてしまうのでしょうか。
保管場所や保存条件によっても変わり、1年程度で黄ばみが出てくることもあるようです。一般的には3~5年で、用紙の品質次第では最長10年保管できるものもあります。

通常の写真プリントよりも感熱紙は退色が早いため、くれぐれも注意が必要です。

エコー写真を残す方法その1:原本を保管する

既出のように、直射日光、高温、多湿に弱い感熱紙のエコー写真を残す際は、少しでも保管する環境を整えることが重要です。

■感熱紙のデメリットへの対処法

  • 光(紫外線・太陽光)に弱い:直射日光の当たる場所を避ける
  • 熱に弱い:夏の暑い車内に放置するのは厳禁!ドライヤーやヒーターの熱風も×
  • 湿気に弱い:多湿の場所に注意する
  • 水に弱い:水濡れを防ぐケースやアルバムに入れる

アルバムに収納して保管するときは、密閉性の高い粘着式のアルバムは避けてポケット収納のアルバムにしましょう。

さらに、涼しい冷暗所で保管するのがベストではあるものの、それは難しい話。長期保管は次に紹介するデータ化が最も効果的で効率的です。

エコー写真を残す方法その2:デジタルデータ化して保存する


エコー写真をキレイに残すならデータ化が一択です。
感熱紙のデメリットを踏まえ、病院でエコー写真を受け取った後はなるべく早くデータ化しましょう。

その方法は次の通りです。

■エコー写真をデータ化する方法

  • スマホのカメラで撮影する
  • スキャナーでスキャンしてパソコンに取り込む
  • Googleの無料アプリ「フォトスキャン」を使う

今はスマホでいつでも手軽に写真が撮れる時代。スマホの解像度が上がり、撮影しても粗が目立ちにくくなりました。紙のエコー写真もそのまま撮影しましょう。

もちろんご家庭にスキャナー単体や複合機があれば、スキャンするほうが手っ取り早いかもしれません。機種の設定によっては、スキャナーの光で感熱紙が真っ黒になってしまう可能性があるため、レシートや旧型のファックスなどで使われている感熱紙であらかじめ試してください。コンビニの複合機のスキャナーも同様です。

簡単・キレイ!Googleの無料アプリ「フォトスキャン」でデータ化


スマホのカメラでエコー写真をうまく撮影できなければ、Googleの無料アプリ「フォトスキャン」を使ってみてください。不器用さんでも大丈夫!簡単な操作でエコー写真をキレイにデータ化します。

無料のアプリなのに、補正機能(影、反射、傾き、反り)も使える万能さ。手軽に試せるのも利点です。

▼Googleの無料アプリ「フォトスキャン」
https://www.google.com/photos/scan/?hl=ja

データ化したエコー写真はフォトブックで整理整頓がオススメ


エコー写真をデータ化したら一安心。その上、感熱紙のままで残すよりも用途が広がります。オススメはフォトブックです。

本の体裁で残しておけばいつでも手元で見返せるし、子供が成長したときにも安心して見せられて家族間のコミュニケーションツールにもなります。

1冊に写真を時系列で並べて整理できるのも嬉しいところ。
エコー写真と一緒にたとえば、少しずつ大きくなっていくおなかの写真を掲載できます。

エコー写真とコメントを一緒にまとめられる!TOLOTで作るフォトブック

TOLOTのフォトブックアプリは1ページに写真が1枚入るシンプル設計です。継続して使いやすく、エコー写真をまとめるのにも適しています。

主な特徴は次の通りです。

■作成途中で自動保存!だから続けやすい

TOLOTのフォトブックではアプリで作成・編集途中でも保存できるため、病院でエコー写真をもらったら、そのつどデータ化してフォトブックアプリに追加するような作業ルーティンも作れます。写真が溜まってから一気に作ると時間がかかるので、少しずつ編集してページが埋まった段階でフォトブックの印刷を注文しましょう。

■撮影日の思いを残す!文字だけのページも作れる

フォトブックアプリでは珍しく、文字だけ(最大140字)のページも作れます。見開きの片方のページにエコー写真、もう片方には撮影日と一言コメントを入力すると撮影時のリアルな思いをそのまま載せられます。

■挿絵やメモ欄などのアイテム画像が無料で使える

写真の代わりに使える挿絵や罫線などの「アイテム」も豊富に用意しています。見開きの片方のページにはエコー写真、もう片方にはメモ用のアイテムを入れておいて、フォトブックができ上がってから手書きでコメントを入れる使い方もできます。

■ブックタイプは3種類!すべて税込み・送料無料

TOLOTのフォトブックは同じデザインで異なるサイズ・ページを展開。安価なので、同じ内容で閲覧用・保管用と2冊作る利用者も多いです。

配送はゆうメールで、指定の住所に送料無料でお届けします。
  • 1日1枚の写真とコメントで1冊完成!フォト日記に【A6・64P:500円~】
  • 年間行事や特別なイベントを選りすぐりの写真で【B6・24P:500円~】
  • 大きめサイズで記念の1冊に。専用クリアケース付き【B6・64P:1,000円~】

※価格はすべて税込み・送料無料
※すべて特注ブックカバー付き
※選択する表紙で価格が異なります。


保存法を間違えると消えてなくなってしまうエコー写真だからこそ、データ化してキレイに保管すれば、赤ちゃんとママの大切な思い出がずっと残せます。

最終更新日:
公開日: 2022/11/08