『TOLOT for Business』2つの入稿方法の違いを解説


自分の写真を使ってオリジナルのフォトブックやカレンダーが作れるフォト印刷サービス『TOLOT』は、大量注文に対応したビジネス向けサービス『TOLOT for Business』を提供しています。

「小ロットでも安くて早い」を謳い、専用サイトで4部からすべて送料無料で注文を受付中!
注文時の原稿入稿方法は以下の2種類を用意しています。
  • 注文済み原稿入稿
  • PDF入稿
大まかに言えば、前者はTOLOTアプリを使った方法で誰でも注文しやすく、後者はデザイン関連ツールの使用が必須で専門性が必要です。
「いろいろと作り込みたい」「PDF入稿の経験があるから慣れている」などの要望がない限りは、TOLOTアプリで注文した後に行う「注文済み原稿入稿」をオススメしています。

本ブログでは、これら入稿方法の違いを解説します。
お客様にとって作りやすい方法をお選びください。

こんな人にオススメ!2種類の入稿方法


高品質オンデマンド印刷サービス『TOLOT for Business』は現在、TOLOTのフォトブックと年間カレンダー(3タイプ)に対応しています。オリジナルグッズが1部500円から作れる低価格が魅力で、昨今はネット販売やイベントでの配布、ノベルティグッズとして活用される方が増えています。

そこで、ビジネス向け専用サイトを立ち上げ、原稿の入稿手段や手順を見直しました。現在の入稿方法は、既出の通り2種類です。

■注文済み原稿入稿

お客様ご自身で先にTOLOTアプリで1部を注文し、届いた商品の確認をします。問題がなければ、その注文データを元にTOLOT for Businessで注文する方法です。

最初の見本はTOLOTアプリで作るだけなので、デザインに関する専門知識は必要ありません。オリジナル表紙も簡単にできるため、専属のデザイナーを抱えていないスモールビジネスや、クリエイターの活動を始めたばかりの人が気軽に作れる方法として提供しています。

■PDF入稿

お客様がデザインデータを作成後、PDF形式に吐き出して入稿する方法です。入稿ガイドやテンプレートは用意していますが、Adobe PhotoshopやAdobe illustratorなどのソフトウェアを使って原稿を作成してください。このため、印刷通販の経験者で、既製のデザインでは満足できないこだわりを求める方にオススメです。

PDF入稿では、初回入稿時に必ずテスト印刷を行っていただきます。このテスト印刷にあたり、原稿確認手数料とテスト印刷の商品代および配送手数料が別途必要になります。

入稿方法別のメリット・デメリット


これまで紹介したように、根本的には作り方が異なります。
それ以外にも、入稿方法によるメリットとデメリットを紹介します。

■注文済み原稿入稿

●メリット

  • TOLOT for Businessの注文前に、アプリで作成・注文した商品を手元で見ているので安心感がある。
  • 注文済み原稿をそのまま増刷するため、大量注文だけでなく細かくアプリ上で注文できる。
  • アプリで先に商品を確定しているので、見積もり依頼以降に要する日数がPDF入稿よりも少ない。
  • アプリで作成時に固定で付くQRコードが、TOLOT for Businessの注文時にすべて自動で削除される。

●デメリット

  • 一部変更できない固定箇所がある。
  • 裏表紙や奥付にTOLOTに関する記載やTOLOTの名称が残る。

■PDF入稿

●メリット

  • 完全オリジナルでデザインできる。
  • 裏表紙や奥付にTOLOTに関する記載やTOLOTの名称を入れなくてもよい。

●デメリット

  • 見積もり前に、商品を手元で見ていないため、初回のみテスト印刷を行う必要がある。
  • 初回のテスト印刷にあたり、原稿確認手数料、テスト印刷の商品代、配送手数料が別途かかる。このぶん、注文済み原稿入稿よりも多少コストがかさむ。
  • テスト印刷の必要性から、やり取りが数回にわたることがあり時間がかかる。

■注文・入稿の流れ

2種類の入稿方法における金額の違い

気になる総額金額は、商品代そのものは変わらず「商品単価×注文数」です。全国どこでも送料無料です。

異なる点は、PDF入稿の初回入稿時のテスト印刷に関わる費用分です。このため、見積もり後の総額で言えば、PDF入稿のほうが若干高くなります。

なお、いずれもボリュームディスカウント(大量注文時の割引)はありません。

◎価格例

卓上カレンダー(スタンドあり、写真表紙)100部の注文を例にとると、以下のような計算になります。

■注文済み原稿入稿

●商品総額:60,000円
内訳:商品単価600円×100部=60,000円

■PDF入稿

テスト印刷は1回1部のみで東京工場から大阪府へ送る場合

●商品総額:61,110円
内訳:
・商品単価600円×100部=60,000円
・初回のテスト印刷諸費用合計[原稿確認手数料1回300円+商品価格×確認用注文数+配送手数料(実費)]:300円+600円×1部+210円(ネコポス)=1,110円

商品個別の価格は、『TOLOT for Business』公式サイト内の価格表をご覧ください。

最終更新日:
公開日: 2024/10/16