【文例あり】すぐに使える!年賀状に添える「喜ばれる」手書きメッセージ


年賀状の準備を始めるこの時期。いざ年賀状を書こうとしても、何を書いていいのかわからない。
そんなあなたに、「今さら聞けない」年賀状の基本と喜ばれるメッセージを、文例を挙げて紹介します。

喜ばれる年賀状の第一歩は「手書きの一言」

写真の上に定型文を載せただけ、まるで企業のDMみたいな年賀状を送っていませんか?
それでは、嬉しいどころか、あまりよい印象を受けません。

ならば、どうすればいいのか?
答えは簡単。手書きのメッセージを一言添えるだけ。

相手に応じて具体的な近況報告やプライベートな話を「手書き」で一言添えます。相手を思う、その一手間が、印象に残る「もらって嬉しい」年賀状になります。

年賀状の挨拶「基本中のきほん」

年賀状には、昔から伝わるマナーがあります。
年賀状の「基本」をまず理解しましょう。

■年賀状の文面の注意点

※年賀状にはタブーの漢字が存在します。「去年」の「去」は離別を連想させるため「昨年」「旧年」とします。このほかにも不吉なことを連想させる忌み言葉「別」「離」「死」「負」「倒」「崩」などは使わないようにしましょう。
※宛名は黒で書きます。消えるボールペンは避けましょう。
「拝啓」「敬具」などの頭語と結語は年賀状には必要ありません。
※年賀状は本来、句読点「。」「、」を入れないのが慣習です。特に目上の人へ送る際は注意!句読点を付けなくてもいい短めの文章か、改行して読みやすくしましょう。
※仕事関係者に送るときは、カラフルなペンは控えて。特に赤ペンはマナー違反です。

年賀状の基本構成【文例付き】

次の1~4を組み合わせて年賀状を完成させてください。
  1. 賀詞(冒頭に書く新年の言葉)
  2. 共通の本文(お礼・挨拶、相手を思う祈り、今後のお願い)
  3. 日付(新年の年号)
  4. 直筆一言メッセージ(添え書き)

1.賀詞(冒頭に書く新年の言葉)

※目上の人への年賀状は「迎春」「賀正」「寿」などの1文字や2文字の賀詞は禁句です。

【目上の人】4文字
・謹賀新年
・恭賀新年
・恭賀新春

【目下の人・友人】1文字、2文字
・春、賀、福、寿
・迎春、賀正、初春、頌春、慶春、新春、賀春

【親しい間柄】
・あけましておめでとう
・HAPPY NEW YEAR

【全員】
・あけましておめでとうございます
・新年おめでとうございます
・新春のお慶びを申し上げます
・謹んで新春のお慶びを申し上げます

2.共通の本文(お礼・挨拶、相手を思う祈り、今後のお願い)

【お礼・挨拶】
・昨年は大変お世話になりました
・昨年はお世話になりありがとうございました
・旧年中は何かとお世話になりました
・いつも温かいお心遣いをありがとうございます
・謹んで新年の挨拶を申し上げます

【相手を思う祈り】
・本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます
・皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます
・ますますのご活躍をお祈り申し上げます
・本年も幸多き年となりますように

【今後のお願い】
・本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
・今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします
・今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます

3.日付(新年の年号)

※1月1日に届かないことが想定される場合は「元旦」は使わず、「正月」「一月」などと入れましょう。
・令和○○年 元旦
・令和○○年 正月

4.直筆一言メッセージ(添え書き)

※添え書きは、具体的な近況報告(仕事や趣味)や相手との共通の話題を書くと喜ばれます。相手の体調の気遣いや感謝の気持ちも定番です。気難しく考えず、相手の顔を思い浮かべながら書きましょう。
※2の共通の本文とは被らない一言を添えましょう。

【感謝】
・いつもありがとう!
・新年会の幹事ありがとう!
・先日はお土産をわざわざありがとう
・昨年も大変お世話になりました
・いつも助けてもらって感謝しています

【相手への気遣い】
・お身体の具合はいかがですか
・皆様お変わりありませんか
・まだまだ寒い日が続くので体調には気をつけてね
・風邪を引きませんように
・お身体に気をつけてお過ごしください

【近況報告】
・私は相変わらず忙しくしています
・今は○○にハマっています
・昨年からランニングを始めました
・今年は○○の免許を取ります
・近々会えるのを楽しみにしています
・上の子は○歳になりました 会いに来てね
・昨年新たな家族が仲間入りしました
・家族一同元気に過ごしています
・○○に引っ越しました

【祈り・抱負】
・素敵な一年となりますように
・充実した一年を送れますように
・良い年になりますように
・最高の一年となりますように
・お互いに飛躍できる年となりますように
・さらなる成長を期待しています

【お願い】
・今後ともどうぞよろしく!
・これからも変わらず食事に誘ってね
・また沖縄に一緒に行きましょう
・今年こそ食事にでも行きましょう
・落ち着いたらぜひ会いたいです
・結婚しても遊んでね
・親子共々よろしくお願いします

結婚報告・出産報告を兼ねる年賀状の心得【文例付き】


■結婚報告を兼ねて作る年賀状の心得

◎結婚報告兼用時の必須項目

結婚報告も兼ねて年賀状を送るときは、あなたの連絡先をしっかり載せましょう。新居の場所や連絡先電話番号、メールアドレスなどを載せると親切です。
送り主は夫婦連名で、苗字が変わった場合はカッコ書きで旧姓を入れます。

年賀状を出す相手への気配りを忘れずに。相手の体調を気遣ったり自分の近況報告をしたり、手書きの一言は自由に表現できます。

◎送る相手をグループ化する

相手の立場によって年賀状を変えるのがベストです。何種類も作れない場合は、出す相手をグループ化して、載せる文面を変えましょう。
グループ分けの例
  • すでに結婚報告をした人、結婚式に出席した人(親戚・会社関係・目上の人・友達)
  • 結婚報告をしていない人(仲の良い人、関係が希薄な人)

■出産報告を兼ねて作る年賀状の心得

◎出産報告兼用時の考慮事項

子供が生まれた喜びをそのまま年賀状にしたためるのは、ちょっと待って! 出産報告の年賀状は、ただの出産自慢にならないように、相手への思いやりを持って年始の挨拶を付け加えます。仕事関係者や相手との関係性に気をつけましょう。

◎仕事関係者には写真付き年賀状はNG

上司や取引先、仕事関係者は、写真付きの年賀状はマナー違反と捉えられることがあるので、できるだけ避けます(親しい相手ならOK)。余裕があれば、写真付きと写真なしを用意してください。

◎子供だけより家族写真を歓迎する傾向

子供だけの写真よりも家族写真のほうが喜ばれます。なぜなら、友達は子供よりもあなたの近況に興味があるのだから。

ぜひ家族写真を採用して、家族みんなが元気な報告や、「家族が増えました」程度の報告にするように心がけましょう。

普段はLINEやメールで済ませている間柄でも、新年の始まりに温もりを感じる年賀状を送れば、あなたの気持ちが相手にきっと届きますよ。

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今年の年賀状の引き受けは12月15日(金)から。元日に届けるためには、12月25日(月)までに投函しましょう。
最終更新日:
公開日: 2017/12/21