フォトブックにしかできない写真の表現!TOLOTの新機能「見開き配置」の使い方解説

2014年3月に実施した「お客様アンケート」の中でもご希望が多数あった「見開き配置」機能を追加いたしました。見開き配置機能を使えば、本屋さんに並んでいる雑誌や写真集のように、横長の写真を迫力ある見栄えにしてくれます。

まずは論より証拠で、見開き配置機能を使ったTOLOTをご覧ください。

(上)見開き配置、(下)これまでの横長の写真です。
上下に余白がある横長写真に比べて、圧倒的な大きさの違いがおわかりいただけると思います。本を開いて写真を見ることは“フォトブック”にしかできない表現であり、風景写真などは閉じた状態から開いて見ると、より迫力ある演出になります。

では、ここからアプリの操作方法や注意事項を解説いたします。
(新規作成から写真選択までは割愛します)

①写真を“タップ”で「見開き」を選択する。

操作としてはこれだけです。とても簡単です。「見開きのヒント」が表示されるので右上の「スキップ」ボタンを押せば実行されます。

②見開き配置に適さない写真

写真のサイズが小さく、印刷結果が著しく低くなる恐れのある写真はアラートがでます。最近のデジカメやiPhone5以上のカメラであれば大丈夫ですが、ガラケーの写真や、SNSで送られてきた写真は、サイズ不足でアラートがでる恐れがあります。

(注)iPhoneのカメラで横長で撮影した写真であればエラーはでません。

③写真の構図に注意(日の丸レイアウトは不向き)

中央に被写体がある写真を見開きにすると、被写体が“ノド”に入り込み、見栄えが悪くなります。両端のどちらかに被写体が寄っている写真が最適です。集合写真も向いていません。


(注)ご覧のとおり、わんちゃんの姿が“ノド”に入り込んで見えなくなってしまいます。


(注)左右どちらかに、被写体が寄っていればキレイにレイアウトできます。

④見開きの空白ページ削除機能

見開き配置にすると、隣り合う前後のページに“空白ページ”が自動的に追加されます。
※自動レイアウトを使うと「空白ページ」は撮影日・作成日が入ります。図のスクリーンショットはわかりやすくするために空白ページにしています。

全て見開き配置にしたい場合、設定画面の「見開きの空白ページ削除」を“オン”にすると空白ページが追加されないので、全ての写真を予め左側に配置しておくだけでスムーズに作業ができます。

⑤見開き配置した写真の順番変更

見開き配置した後で写真の順番を変更する場合は、右端のアイコンを長押しすることで上下に移動できます。

以上が主な機能解説です。
ここからは応用で、1冊全て見開き配置の写真にする場合の簡単なチュートリアルを以下に用意しました。
  1. 設定から「見開きの空白ページ削除」をオンにする。
  2. 写真を31枚選択。
  3. 31枚の写真が編集画面で自動レイアウトされる。
  4. 日付の入った余分なページを全て削除し、空白ページにする。
  5. 全ての写真を左側に配置。
  6. 全ての写真を「見開き」に設定。

このように全てを見開きにするも良し、縦位置の写真と混ぜるも良し、これまで以上に多彩なレイアウトが可能です。
しかも、写真が62枚に満たなかったという方にとっては、半分の最小31枚でTOLOTをつくることができます。

EX)最後に見開きレイアウトのフォトブック事例です

風景の中に写る電車がより際立ちます。

人物でなければ、あえて“日の丸レイアウト”をするのもありです。

カヌーのサイズを活かした構図。


いかがでしょうか?このように写真を見開き配置にする前提で撮れば、フォトブックならではの写真を楽しめます。 この「見開き」機能を活用してください。

最終更新日:
公開日: 2014/05/28