色褪せない、かさばらない、パソコン要らずでスマホに保存! 【最新】過去の紙焼き写真をデータ化する3つの方法


こんにちは。プロモーション担当のオータムです。

誰でもどこでもスマホで写真が撮れる現代。けれど、ほんの20年前を振り返ると、コンシューマ向けのデジタルカメラがようやく登場した頃で、まだまだフィルムカメラが全盛でした。ちなみに、フィルムカメラとデジタルカメラの国内出荷台数が逆転したのが2001年頃だそうです。

と考えると、みなさんのご家庭にはネガフィルムや銀塩プリントの紙焼き写真がたくさん保管されているのではありませんか?

紙焼き写真やネガフィルムは経年劣化するため、思い立ったらデータ化しておくのがお勧めです。そこで、データ化する方法をいくつかご紹介します。

紙焼き写真のデータ化で広がる活用方法

紙焼き写真をデータ化するメリットは次のとおりです。
  • 経年劣化している写真の色を改善できる
  • 保管場所をとらない
  • 写真の焼き増しができる
  • 活用方法が広がる

写真やフィルムは、保管方法によっては年月とともに色褪せたりノイズが入ったりします。データ化すれば、パソコンのソフトウェアやスキャナー付属のアプリケーションで色を改善できます。

膨大な紙を残すよりデータ化すると保管場所をとらないし、欲しいときにいろんなサイズで写真を焼き増し印刷できます。または、紙焼き写真を捨てずにバックアップとしてデータ化しておくと安心ですね。

写真をデータ化したら、TOLOTのフォトブックやカレンダーをいつでも作れます。それに、ファイル名に日付や場所を入れて検索性を持たせれば、いざ使いたい場面に遭遇しても快適です。

紙焼き写真やネガフィルムをデータ化する方法

では、実際にどのようにデータ化すればよいのか?
大まかに分けて、次の方法があります。

  • 街の写真屋さんのデジタル化サービスを利用
  • 自分でプリンター複合機やスキャナーを使ってデータ化
  • スマホのスキャナアプリを利用

◎街の写真屋さんのデジタル化サービスを利用

もっとも簡単なのは、街の写真屋さんにお任せしてデータ化する方法です。カメラ専門店や量販店など多くの店舗で写真のデジタル化サービスを展開しています。CDやDVDへの書き込み基本料に加え、ネガフィルム1本、紙焼き写真1枚ごとに料金が設定されています。

あらかじめ大切な写真やネガフィルムを選定できていて、少ない枚数、本数であれば、お手軽。プロの手で最良にデータ化してくれます。

◎自分でプリンター複合機やスキャナーを使ってデータ化

街の写真屋さんはお手軽だけど料金が掛かりすぎる場合は、家庭用のプリンター複合機やスキャナーを使って自分でデータ化しましょう。主要なプリンターメーカーの売れ筋商品は、昨今プリンター複合機が大半です。スキャナー機能を搭載しているものが多いので、紙焼き写真はスキャンしてJPG形式でデータをパソコンに取り込みます。

各プリンター付属のソフトウェアには、色褪せした紙焼き写真を自動で補正する機能やノイズを除去する機能を装えているものもあります。お使いの機種・機能を確認して、ぜひ活用してください。

ネガフィルムはフィルムスキャナーやフラットベッドタイプのスキャナー専用機を使うとデータ化できます。スキャナー専用機は、複合機に比べて読み込み速度が速く、扱いやすいのが特徴です。お持ちのフィルムや写真枚数を考慮して検討するとよいでしょう。

複合機とスキャナー専用機の中にはパソコン不要で、スキャンしたデータを直接メモリーカードやクラウドサービス、さらにはスマホに直接保存できる機種も登場しています。

●パソコン不要!写真をスマホに保存できるモバイルスキャナ「ScanSnap iX100」

ScanSnap iX100は、スマホやタブレットの専用アプリ「ScanSnap Connect Application」を使うと、パソコンを持っていなくても設定からスキャンまで場所を選ばず利用できるのが魅力です。写真データはスマホ内に保存できるので、そのままTOLOTのフォトブックに使えます。

  1. ScanSnap Connect Applicationを、App Store、Google Playからダウンロードしてインストールします。
  2. 画面に従ってScanSnap iX100とダイレクト接続でWi-Fi設定します。
  3. 写真をセットして本体の「Scan/Stop」ボタン、あるいはアプリのメイン画面右下の「Scan」を押します。

これで、自動的に写真のスキャンが始まりデータを保存します。

(左)設定画面で、ファイル形式(JPEG、PDF)や画質(自動、ノーマル、ファイン)を選べます。
(中央)スキャンが終わり、保存したページが表示されます。
(右)保存した写真データは「ファイル一覧」に表示されます。

家庭用ラップのようなスマートな本体は、わずか400g。これならリビングに置いてちょっとした空き時間にスキャンできるから、写真を少しずつ取り込めそうです。もちろん、写真以外にもA4のドキュメントまで対応しているので、レシートや名刺、年賀状、チラシなどを気軽にスキャンするのもいいですね。

ScanSnap iX100

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※Wi-Fi環境があれば、「ScanSnap Cloud」を利用することでスマホやタブレットを介さずにクラウドサービスのGoogle Photosにも直接データを保存できます。

◎スマホのスキャナアプリを利用

もっと手軽に、お金をかけずに保存したいなら、「スマホがスキャナーになる」アプリを使う手もあります。ただし、下記に挙げたアプリはドキュメント類のスキャン機能が主であり、スマホのカメラを使って紙焼き写真を撮影するため、他の方法に比べて撮影のコツが必要になる点はご注意ください。

●CamScanner Free

多くのメディアに紹介されている人気のスマホスキャナーアプリ。保存の指定範囲を緑の線でつないでトリミング。手軽に取り込めます。

●Evernote Scannable

写真、名刺、レシートなど、どんな紙のものも自動認識して撮影します。スキャンしたら自動的に切り取り・画像補正が行われるからどなたでも簡単!カメラロールのほか、Evernoteに連携して保存できます。

●Genius Scan - PDF Scanner

書類の形を自動認識して補正。撮影後、エクスポート(外部保存)する前にファイル形式をJPEG、PDF、解像度を実寸・大・中・小から選べます。エクスポートに対応したサービスが多数あり。

これらのスマホアプリは無料で使えるので(アプリ内で有料課金あり)、まずは気軽に試してみては?

過去の紙焼き写真をデータ化して、懐かしい思い出の写真で埋めたフォトブック制作をお楽しみください!
最終更新日:
公開日: 2015/12/24